パチンコの完全確率理論について

皆さんは、パチンコ内部でどのように大当たりを確定しているのか、あまり考えずに打っている方がほとんどだと思います。パチンコ店に設置せられているパチンコ台は、全てが同じ抽選方法で大当たりを抽選しているのです。

 

これは、業界での決まり事になっていて、これを守れていないパチンコ台は、全てのパチンコ台を検査する機関である保通協を通過し、販売する事が出来ません。その決められた抽選方法とは、どんなものかといえば、完全確率方式という抽選方法なのです。

 

数学的には、独立試行とも言われています。

 

パチンコでの大当たり抽選については、完全なランダム抽選にするという約束事があります。では、完全ランダムな完全確率率方式とは、どんな抽選方式なのか、簡単にご紹介します。

 

この完全確率方式とは、1回1回の抽選が独立していて、過去の結果等に影響を受けないという抽選方法です。少し分かりにくですが、例えば赤と青と白の玉があるとします。

 

スタートに玉が入る迄、3つの抽選玉は少しづつルーレットの中で回っています。赤が当たりの玉だとすると、スタートにパチンコ玉が入り絵柄が回った瞬間に、ルーレットが止まり、当たりの欄に赤玉が入れば大当たり確定となるのです。

 

そして、もしここで白い玉が、ルーレットの当たり欄に入れば勿論ハズレになりますが、完全確率方式は、過去の結果に左右されないので、又元に戻り、初めから毎回同じ条件で抽選が行われるのです。

 

完全なランダムで、1回1回独立した抽選とはそういう事になり、これが完全確率方式というものです。ですから、理論的に言ってしまえば、1000回ハマろうが、2000回ハマろうが、1回しか回転していなかろうが、抽選条件は同じで、ただ運任せという事になります。

 

但し機械は、それぞれの大当たり確率に収束しようとします。その為、ハズレが続けば機械は、当たりを出そうとするのです。それが、巷で良く言われる大当たりの波と言われるものなのです。

 

未来を予測して、大当たりを引くというのが、良く見る攻略法ですが、これが問題なのです。過去の大当たりの結果を見て、好調や不調の波を見る事は出来ますが、大当たり抽選は、あくまでランダムに行われます。

 

ある程度の時期は絞れたとしても、確実に、この時期を狙えば勝てるという事は、誰にも予測が出来ないのがパチンコだという事なのです。

 

ハネモノはCR機のようにホルコンを使っている店も少ないので、この完全確率抽選のことは知っておくといいでしょう。ホルコンで大当たりの確率を変動させてしまう店の場合は、確かに完全確率ではあるのですが、ちょっと意味合いが変わってきます。